ゆずき通信第33号『外に向かって発信することで』発行
2024年6月8日ゆずき通信第33号を発行いたしました。今回のテーマは『外に向かって発信することで』となっております。
ぜひお読みください。
◆外に向かって発信することで◆
こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉で す。ゆずき通信第33号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
さて、2年前から一人で抱え込んでいた「創業の精神」と「経営理念」を4月から社内で共有することにしました。昭和3年に祖父が柚木建設という屋号で一般住宅の建築の仕事を始め、父が2代目として昭和54年に法人化。その後、私に代替わりをして不動産業をやるようになったわけですが、「創業の精神」や「経営理念」が明文化されたものはありませんでした。
202 0年、とある講演会で先輩経営者のお話を聞き、会社として指針になるような、ブレない何かがあった方が良いなと思いつつ、自分一人ではそれを形にできずにいました。
2年後、とある研修機関でそれを作る合宿があると知り、2022年8月に「創業の精神」を、10月に「経営理念」を作る合宿に参加。ちなみに、その場には私の両親も(オンラインで)参加 し、初代の祖父がどんな人だったのか、2代目の父はどういう想いで事業をしていたのか、どん なことが受け継がれてきたのか等、いろいろヒアリングもし、そこから作り上げていきました。
本来であれば、作ったものをすぐ社内で共有すべきなのかもしれませんが、私はそれをしませんでした。自分のバッグの中には入れ、ほぼ毎朝それを確認していたのですが、共有はしていませんでした。自分がまだそれを体現できていない段階で共有するのは違うのではないか? と思ってしまっていたのです。
ただ、今年の春に事務員さんが一人加わってくれまして、そのときにふと思ったのです。
「せっかく一緒に働いてくれる人たちがいるのだから、共有することが大事ではないか」と。そこで、勇気を持って社内で公開。週に何度か私から説明するようになりました。
そして、自分から発信して気づいたのですが、外に向かって話すことで自然と 自分の中に熱がこもると言いますか、思い切って発信をすることで、社員にだけでなく、自分自身にも浸透していくことを実感したのです。ここから徐々にでも大事なことが共通言語となり、会社として体現できるようになればと思っています。