ゆずき通信第34号『家族が困らないために相続税の試算を』発行

2024年7月8日

ゆずき通信第34号を発行いたしました。今回のテーマは『家族が困らないために相続税の試算を』となっております。

ぜひお読みください。

◆家族が困らないために相続税の試算を◆

こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉です。ゆずき通信第34号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。

さて、相続税は相続が発生した翌日から10ヶ月以内に現金で納めなければならないことは、ご存知かと思います。ただ、その現金をいくら用意しておけばいいのかを、事前にだいたいでも把握されている方は多くありません。結果、どうやってお金を用意したら・・・・・・と、困ってしまう。

また、隠れてしまいがちな問題なのが、その金額の把握にも時間がかかること。相続の話が出るのは、だいたい四十九日を過ぎてから。その時点ですでに1ヶ月半が経過。そこから相続財産を把握し、計算をしたり、土地の評価をしてもらったりということを税理士さんにお願いしてと、それだけで2ヶ月はかかり、すでに3ヶ月半が経過。

仮に不動産を売却しようとなっても、すぐ売れるものではありません。まず、最初に測量。どこからどこまでが自分たちの土地なのか、隣接する土地の方と立ち会いをして、境界をはっきりさせないといけません。ただ、その隣接する土地の所有者が遠方に在住の忙しい方だったりすると、そう簡単には立ち会ってもらえません。それだけでも最低で2、3ヶ月かかります。

なんとか3ヶ月で測量ができたとして、すでに6ヶ月半が経過。この時点でまだ不動産の売却には至っておらず、こういった中で冷静な判断ができるかは、とても疑問です。

私の意見としては、不動産の所有者であるご本人が元気で余裕がある内に、主となって準備をしておきましょうということです。

だいたいでも金額を把握しておけば、それくらいなら用意できる、不動産は売却する必要はない、売却するならここの土地を売却しよう、そのために、今のうちに測量はしておこうと、そういったことができれば、残された家族が相続税で困ることはありません。

相続税の準備。その第一歩となるのが、相続税のだいたいの金額を出す試算です。私が提携している税理士さんがこの試算を無料で実施してくれます。気になる方がいらっしゃいましたら、どうぞ気軽にご連絡ください。