ゆずき通信第41号『これからの5年は今まで以上に』発行
2025年2月8日ゆずき通信第41号を発行いたしました。今回のテーマは『これからの5年は今まで以上に』となっております。ぜひお読みください。
◆これからの5年は今まで以上に◆
こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉です。ゆずき通信第41号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
さて、皆さんは「2025年問題」をご存知でしょうか?ご存知でない方のために簡単に説明をしますと、日本が超高齢化社会になることで起こる様々な問題のことです。
2025年には、団塊の世代と呼ばれる人たちが75歳以上となり、医療や介護を必要とする人が急増します。これにより、医療費や介護費が増大。社会保障制度が維持できなくなる可能性があると言われています。また、介護施設や介護人材が不足し、必要な時に適切なサービスを受けられなくなるかもしれず、それから労働人口も減少し、経済成長が鈍化する懸念もあると言われています。
2020年からの5年間はコロナの問題を中心に激動の5年間だったと思いますが、これからの5年間は2025年問題をきっかけとし、より激しく動くのではないかと考えています。とくに私が身を置いている相続と不動産の分野に関して、大きく動くことが見込まれています。
ところで、富士宮市ではここ最近、葬儀社さんが家族葬をするための会場を増やしており、すでに5ヶ所もあります。だいたいどの分野でも、業者が世の中の流れを見て先に体制を整え、その後、それを必要とするお客様が追いついていくというのが一般的です。葬儀会場が増えているということはつまり、相続の発生が増えていくということ。
そしてです。相続の発生が増えるということは、不動産を手放す人が増えていくということで、ただ、その一方で人口の減少から、それを買いたいという人は減っていく流れにあり、今後、ますます売れにくくなっていくことが明白です。全ての不動産がそうだとは言いませんが、今日より明日、明日よりあさっての方が売れにくいということです。その流れが2025年から加速していくと考えられます。
私自身、相続と不動産の両方のサポートをしている身として、激動の中でもしっかりと、その受け皿になれるように取り組んで参ります。