ゆずき通信第23号『築22年のアパートの売却』発行
2023年8月8日ゆずき通信第23号を発行いたしました。今回のテーマは『築22年のアパートの売却』となっております。
◆築22年のアパートの売却◆
こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉で す。ゆずき通信第23号をお送りいたします。よろしくお願いいたします。
さて、先日、とあるお客様の一棟アパートの売却が無事に完了し、お客様に大変喜んでいただくことができました。そのお客様は70代後半のご夫婦。今年の3月、ご夫婦で所有されていたアパートを今後どうしようかと、個別相談会に来てくださいました。
22年前にお客様の敷地に建てられたアパート。賃貸経営をされていましたが、築年数が20 年を超え、これから先、老朽化していけば修繕は必要になる。現在は満室でアパート経営としてもとても良い状態だけれど、今後、空室が出てくる可能性はもちろんある。
お子さんは2人おられますが、2人とも賃貸経営をしたいとは思っておらず、お子さんに引き継ぐのは難しい。ご夫婦が自分たちで管理をしていくにしても、自宅から少し離れており、また年齢的にこれから健康問題や介護といったことも出てくる可能性があり、このまま持ち続けるのがいいのか、売却等で手放すのがいいのか、ご相談に来てくださいました。
いろいろお話をうかがい、整理していくとこれは売却の方向で進めるのが最善であり、売却するなら早いほうがいいということになりました。
なぜ早めが好ましいと思ったかと言いますと、まず引き継ぐ人がいないこと。そして、売却するのであれば、買い手が付きやすい満室の状態の今がベストだからです。
ただ、20年所有しているものを手放すことは気持ち的に簡単なことではなく、そこは背中を押させていただきました。とても良い状態でしたので引き合いもたくさんあり、ご夫婦の希望額でスムーズに売却もでき、大変喜んでいただくことができました。
アパートに限らず不動産には、老朽化、管理、相続、固定資産税、介護、年金と様々な問題が複雑に絡み合い、売却する・しないに関係なくその問題を放置していていいことは何もありません。
まずはその複雑に絡み合ってしまっている問題を整理し、何から手を付ければいいのかをハッキリさせるためにも、一度、個別相談会にお越しいただければと思います。ご相談は無料です。