ゆずき通信第12号発行 『当センターと各士業の連携について』

2022年4月7日

ゆずき通信第12号発行を発行しました。

今回は『相続の事、まずは私ゆずきまで』がテーマとなっております。参考になる内容となっておりますので、ぜひお読みください。

 


 

こんにちは!ゆずき不動産事務所(富士宮相続相談センター)代表の柚木(ゆずき)克哉です。

先日、とある税理士さんから、

「柚木さん、うちに相続の相談で来られた方がいらっしゃるんですけど、一度、不動産のことも含めて話を聞いてもらえませんか?」

と連絡がありました。

 

聞けば、ご相談者の方は、お父さんが突然亡くなられて相続が発生。お父さんが不動産と多少の現金を持っていたのですが、それ以上に債務、つまり借金があるとのことでした。

相談者の方は最初に税理士さんのところに行かれましたが、税理士さんは相続税の申告が仕事です。

財産よりも借金が多いと相続税の申告がなく、税理士さんの仕事になりません。

次に、財産より借金が多いとなると相続放棄の話が出ますが、そこは弁護士さんの管轄です。

また、持っている不動産を売却なり活用していくことを考えたら、今度は不動産業者である私の管轄になります。

もっと言うと、その不動産を相続するとなった場合、登記名義の変更をする必要があり、そこは司法書士さんの管轄です。

 

このように相続には複数の士業と、それから不動産屋が大きく関わってきます。多くの方が税理士さんなら何でも知っていて、全部やってくれると思われていますが、それは間違いです。

各士業、それから不動産業者とそれぞれに担当分野があり、一箇所で完結はしません。

そのため、税理士さんに相談すれば全部終わると思われていた方が、あっちに相談に行き、こっちに相談に行きと、右往左往されることになります。

私は、皆さんがそういったご苦労をされないように、不動産の事業をしながら、

「富士宮相続相談センター」

という窓口を作り、信頼できる士業の方々をご紹介できる形を取っております。

また、ご紹介して終わりではなく、スムーズに相続のお話が進むように、士業の方とお話をされる場に、必要に応じて、私も同席させていただくようにしています。

 

というわけで、相続のことで何か少しでも不安があるという方は、まずは窓口になっている私柚木まで、ご連絡いただければと思います。